テレワークが広まったことで、地方に移住する人が多くなっています。もともとは感染対策のために出社を控えるように呼びかけていました。しかし、そのスタイルでも仕事が可能だと気付いた人たちは、都心部に固執する理由がなくなったというわけです。むしろデメリットの方が多いと感じる人もたくさんいます。
その最たるものは物価の高さでであり、特に住居費に関して圧倒的な差があります。それが節約できるなら地方に移住する価値は十分にあるでしょう。ただし、それ以外の面でリスクがあることは理解しなければなりません。たとえば、出社が必要になったとき、通勤に費用と時間がかかってしまいます。
少し郊外に移る程度なら問題はありませんが、本格的に引っ越した場合は苦労しやすいです。また、地方に移住したからといって、誰もが永住するわけではありません。自分のライフスタイルに合わないと感じたら、いつでも戻ってきて大丈夫です。そのため、あまり気負いすぎなくて良いことも事実です。
元の住まいをしばらく残しておけば、出戻りに関するリスクを減らせます。その間は家賃の二重払いになりますが、戻らないと確信できるまではやむを得ません。いずれにせよ、先入観を捨てて経済的な観点で取り組むことが大切です。地方に移住してから出費が増えていては本末転倒です。
ある程度のイニシャルコストがかかるのは仕方がありませんが、ランニングコストが高いなら早急に見直しましょう。地方へ移住のことならこちら